虹の彼方に。世界で一番大切な君に話したいこと。



さあ、それでは、世界で一番大切な君に話したいこと。を始めよう。君には必ず幸福になってほしいからね、
君の周りのひとが、どんなことをしていようが、君が幸福になるのに関係ない。
なぜならほとんどの人は自分の行為が間違っていることを知りながら、気がつかないふり、うまく行ってるふりをしているからだ。君はそれに同調してはいけない。君が考えることは、どうすれば自分が幸福になれるかであり、そのために必要な選択と実行をすることだ。
いいかい、考えるのではなく、実行するんだよ。


君はヒロインになるのだ。どんな状況でも、いつでも自分を尊重することを忘れずにいて実践してほしい。


することは多くない。それにはルールを守ることだ。

・時間と感情をコントロールすること。
・現実に目を向けて、うまくいってるかどうかに注目すること。

以上の2つだ。どんなにつらい時でも、コントロールを失わないことと現実から目を逸らさないのは、とても大事だ。
勇気がなくても構わない、そうすることで勇気は自分の内にみなぎってくる。虹より高い青空を飛んだときがそうだったように。




青い鳥の話を題材にしたミュージカルオズの魔法使い そのテーマ曲が有名な「虹の彼方に(SOMEWHERE OVER THE RAINBOW)」 という名曲中の名曲だ。思えているだろうか?クリスマスにプレゼントした曲だよ。


♪ 虹の向こう 空のどこかに
  子守唄で聞いた国がある
  虹の向こう そこは いつも青い粗
  そこでは どんな夢もかなう


  星に願いをかけ 目を覚ますと雲がずっと下に
  そこでは 心配事は ドロップのように溶けてしまう
  煙突より高い そんなところにわたしはいるの


  虹の向こう、そこは青い鳥が飛んでいる
  鳥が虹を越えるなら、私にだって できるはず
  青い小鳥が虹を越えるなら、私にだって できるはず ♪



他愛のないことに耳を貸す余裕もなく、忙しく作業をしている叔母さんから「 つまらない心配なんかしていなで心配事のない場所を探しなさい」と注意されたドロシーちゃん。いじわるな地主から、愛犬トトを守るために家出してしまう。
物語は、そこから始まる。


やがて、知恵のないかかし、感情のないブリキ男、勇気のないライオン、そして居場所のないドロシーと猫を追いかけ回す愛犬トト、それぞれの不足を探す旅が続いていく。ライフスキルと向かい合う旅。




この物語が出版されたのは1900年。100年以上も前のこと。その間、人間は変化を重ねながら偉大な進化を実現したにもかかわらず、もっとも根源的な問題にはいまだに非力にさえ思える。


どうしたら幸福になれるのか。


結婚している、いないに関わらず、パートナーに、自分の幸福を具体的に、言葉にして伝えることができるだろうか?


幸福のイメージを間違えていないだろうか?幸福のイメージを生産よりも消費がウェイトが占めていないだろうか?幸福の代用品が幸福のイメージを占めていないか。もっともそれを知るには幸福のイメージが適切であることが前提になるけれど。


幸福のイメージ、つまりめざすゴールが具体的でないと、何のために生きるのかと考えるようになる。
より根源的な問題に踏み込んだ気がするけれど、はたしてそうだろうか?考えることが重要でなく結果を出すことが重要でないだろうか。
この問題は正しいか、うまくいってるかの違いで、正しいことは良いことだという思い込みに囚われているように思う。正しいことは良いことでも、うまくいっていないとしたら、君は幸福になれるだろうか。結果を出さない暮らし方は、結果的に健全と言いがたいのだ。


いまこの瞬間、結果が出ていないことをやり続けていてはゴールに到達することがないのだ。
つまり、ゴールがなければ、うまくいってるのかどうかさえ、判断できないのだ。結果オーライ主義では幸福になれないことを意味する。


幸福のイメージを表現するのは決して難しいことではない。ほとんどの子供は大人になったらしたいことを言葉にできる。しかし成長とともに難しくなるのは、自分より他者の価値観を使うようになることと、自分を肯定的に捉えることができなくなるためだ。


手ぶらで裸の自分を想像してみよう。そして、まず自分の心の声に耳を傾けて、ゴールを決めよう。「なにをしたいの?どうなれば幸福だと思えるの」アサーティブに答えよう。その答えがゴールだ。


ひとりの部屋で、誰に遠慮することなく、最も邪魔をするのは自分自身だと思うが、気にすることなく、自分の望みを率直に言ってみよう。いいかい。それが自分を尊重することだ。


人生で大事なのは結果だが、結果に辿り着くためにはプロセスが大事なのだから。プロセスがうまく行ってるか、どうか。その判断のために、めざすゴールが具体的でなければ手のほどこしようがない。つまり余り在るはずの時間を無為に使ってしまう。それこそが人生でもっとも注意するべき好ましくない行為であり、自分を好きになれない原因だからだ。



虹の向こうに。
幸福行きの電車に乗ろう。



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