GIVE&GIVENする


GIVE&GIVENする


人間関係には、大きく分けると共同的人間関係と交換的人間関係がある。
相手の喜びは自分の喜びとする共同的人間関係は、やさしいけれど、失敗したり、傷つくことも少なくない。
どっちらかというとビジネスシーンでは交換的人間関係に偏る傾向がある。


なのになぜ、GIVE&TAKEでなく、GIVE&GIVENなのか。GIVE&GIVENは与えるばかりで、損するような気分になるけれど、それは間違い。GIVE&GIVENと相手の喜びは自分の喜びと違う。


アサーション権で話したように、自分を大事にして相手も大事にするアサーショ
ンと、相手の喜びは自分の喜びとする生き方は全く異質。
後者はアサーション権(人権)を手放すリスクがあるkれど。GIVE&GIVENは、自分を大事にして相手も大事にするため。


判ったようで判らない話のようだけど、理解するには「共同体」(コミュニティ)の認識を深めるのが早い。
共同体は以下のように大別できる。


・地球家族
・アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北米、南米、オセアニア
・国
都道府県
・組織、集団、グループ、町内
・家族
核家族
カップル、友人


共同体を意識として捉えている範囲には個人差があるけれど、実際には人間はいくつもの共同体に属していて、互いに影響を受けたり、与えたりで、相互依存の関係にある。つまりチームワークで暮らしている。
もっとも得意な分野で力を発揮するのがアサーティブ。自分も相手も大事にして尊重するアサーティブの基本である率直、誠実、対等、自己責任の4つの柱もクリアしている態度。


因にビジネスシーンでは、顧客の3Cというフレームワークを使うことで説明している。


人間という生き物は
・自分の判ることは聴く
・自分の判ることはする
・自分がうまくできることをする
・自分が認識していないことは変えられな

以上のような特徴を持っている。

なかでも「自分が認識していないことは変えられない」とは、少し注意が必要です。意識的に認識しない、あるいは無意識を装っていても潜在意識では気がついているが、認識すると怖いので無視していることが少なくない。これらのことから「人間の能力の限界」を感じるよね。

しかも、人間は、
・自分の求めているものを要求する

特徴があるので、以上の4つの特徴と組み合わせると、「物事を判っていない者のすることは、なにをしてもいい結果になることはない」というのが自明の理。

自分が理解出来る範囲のことしか興味を持たず行動もしないので、得られる結果もその範囲に限定されてしまうということ。
結果は行動に報いるので、「効率」は非効率
その状態で、共同体とチームワークするのだから、不利な扱いを受けることは免れない。

この習性に変化を起こすには、自分の物わかりの悪さから、壁のような限界を作っている自分のキャパシティーを拡大するしかない。


教育、教育、教育、教育、教育、教育、教育に次ぐ教育と、学習、学習、学習、学習、学習、学習、学習に次ぐ学習が壁を突破する。

そこで、同じ学習するなら、ムダな努力で時間を損しないように、効率(時間)を考えたい。

人間という生き物の特質である

・自分の判ることは聴く
・自分の判ることはする
・自分がうまくできることをする


この点に再注目。すると、自分の得意に徹底的に努力するのがいいことが判る。
つまり、「そのポジションは他の者にやらない!」というわがままを貫くことが、もっとも優れたチームワークになる。
わがままを貫くことがGIVE&GIVEN、他者が求めていることと自分が求めていることが同じという基盤がチームワークの基盤だから、そこで徹底して自分を捧げる。GIVE&TAKEなんてケチくさいことは言わずに捧げ尽くす。


互いに深く愛し合うふたりだったら、GIVE&TAKEなんて言わないものね。





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