目的を持てない心

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福井市


大切な君が幸福になるために知っておいてほしいこと。
■目的を持てない心


目的を持てる心には、自分に主体性があるのが特長的だ。
主体的であることによって、否定することも、否定を受け入れることも、ひとつの意見として処理が出来る。
人の価値を他者が決めることなどあり得ないと考えることができるからだ。

一方、目的を持てない心の場合、否定は人格の否定と感情的に判断してしまう。
人の価値を他者の判断に委ねてしまうからだ。

「ノー」は人格の否定ではないと頭で判っている。それでも、いざ「ノー」に直面すると、不安から感情的になり、人格の否定と受け取らずにはいられなくなる。

ノーと言えない、ノーを受け入れられないのは、特定された問題でしかない。
背後には、依存心がうごめいている。
より大きな対人関係の問題が潜んでいる。

主体性がなく受動的であることが影響している。
自分の価値は、他者の評価、あるいは自分の価値ある行動をすることで、評価されるという思い込みがある。
自分の評価は自分でできると主体的になれずに、依存的になるだけでなく、強迫的な万能感に振り回され、できなければならないと自分に圧力をかける。
依存心の奥に無力感、その隣には万能感が並んでいる。
アンビバレンツ(相反する)な引き裂かれたような状態になる。

自分の行動の責任を引き受けらえない態度が、他者への依存を強める。、
強めるほど、主体性を失い、目的が持てなく、身動きできない蟻地獄に陥る。

目的を持つことと、責任を持つことは比例していて、やりがいも評価も比例する。
責任を持てるよろこびを放棄したら、対人関係が困難にする。
自分の責任を他人が負う、他人の責任を自分が負う。
自分は誰で、相手は誰か。
境界がなくなり、責任と共にアイデンティティがなくなる。
目的が持てないのは、自分が誰だか分からないからだ。


目的を持てる心を取り戻すには、自分の責任を引き受けることだ。
すると境界線が浮かんでくる。



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福井市


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