マネジメントとパートナー

伝説の大女優、マリリンモンローが出演した古いアメリカ映画「帰らざる河」
マネジメントの意味がとても分かりやすく表現されている。


マリリンの婚約者は良くない男で、他人の馬を盗んで目的地に向う。
マリリンは主人公と共に筏(いかだ)で激流を下り、目的地に向う。
良い悪いはともかく、これがマネジメントの原型。


マネジメントと言うと「管理」という翻訳がされ、一般に広まっている。
日本語の管理と英語のマネジメントは遠い。
ニューヨークほど遠くないが、ハワイと君のふるさとほど遠い、

目的地に到達するために、
意のままにならない「筏(いかだ)」や「馬」を使いこなしながら行動する。
これがマネジメント。
思うようにならないことでも、自分の努力で思ったようにするという意味。
困難を前提にしている。


自分の問題は自然に解決されるわけのない。
自分の問題は自分が解決するのが前提の世界。
メンタル力が弱い人間にはハードな世界。
自主性、自律性がないとマネジメントできないことが、約束された世界。


自分の問題は自分が解決するメンタル力がライフスキル
ライフスキルはIQ以上に自己実現に大きな影響がある。


徳川三百年の歴史、ヨーロッパから新天地を求めて移民したアメリカの歴史。
管理とマネジメントは、日本とアメリカの文化の違いを照らしているようだ。


パートナーの役割は、アメリカ開拓時代に人を運んだコーチ(馬車)の御者(ぎょしゃ)と同じ。
御者とは、馬車をバスに置き換えると運転手のこと。
いつ先住民(インディアン)が攻撃してくるかも知れない荒野を乗客を乗せて走る。


自分のしたいこと。
自分を自律するメンタルタフネス。
マネジメントする力。
カップルが互いにパートナーとなって荒野を走るように支え合う関係はすてき。


その世界一の微笑みはサボテンの花のように、荒野にこそ美しい。





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