「あなたのために」思い込まない

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思い込み、決めつけ、自分が作り出した現実を、
絶対的な現実として扱えば、
自分の人生の改善はほぼ永遠に不可能になる。
そんな「わたしの現実」は本当の意味で現実ではない。


思い込みの自分だけの現実でないのか
用心深くチェックする必要はいつどんな時にもある。


私たちのフレームがもっともひどく歪められるのは、
起こった事象や状況を認識する時よりも、自分自身を見る時だ。


自分自身を現実的・客観的に見ずに
自分の体験に自分がどのようなかたちで影響を与えているか、
気がつかないままだ。


自分がその出来事の原因を作っていることを見逃してしまえば、
思い込みの連鎖が止まらないのだ。


たとえば算数が苦手とした場合、
自分は算数が苦手だと認めない限り、
算数の勉強の必要性を気にすることはない。
勉強の機会を自らつみとる。
自分が必要を認めない限りずっと苦手なままだ。


自分に対する誠実、率直を欠いた態度が厄介なのは
単に苦手ということでなく、自分の能力不足を信念のレベルで否定してしまう。


自分が認識していないことは、変えようがないという事実には
疑いの余地はない。
気がつかないまま、自分が自分を叩きのめす。


自分が叩きのめしておいて、
頑張れない自分に苛立ち、不安に感じるのは、とてもヘンだ。


必要なのは、客観的に自分を観る第三の視線。


ライフスキルを育む方法は、子育てと同じ仕組み。
自分へ愛情をたっぷり注ぎながら、自分を育て直してあげる。
子供としての自分、親としての自分を自分のなかに用意する。


客観的な自分は、親の役割をする自分。
こどもの自分は、これまでと同じように、過去にこだわり甘えるかも知れないが。


たとえば、自分の場合なら、
夜遅く寝る時間になって、ラーメンが食べたいと言い出す。
自分がダイエットに意欲的ならそれを許さない。
カッコいい自分を作りたいと願っているこどものような無邪気の願望を
叶えてやりたいと思う親の自分はそれを認めない。
「あなたのために」、それはダメだと指示する。
早く眠って、その分、朝早く起きて、
やるべきことも、食べることも朝に回すように指示する。


自分の感情や欲求にすぐさま反応しないで、ワンクッションおいて、
客観的な自分が親になったつもりで判断して応援してあげる。


なにが起こっているか、認識する目。
落ち着いた目
慌てずあせらず「なぜ?」を繰り返す。
子を育てる親として、「どうするのが一番いいか」判断する。
どんなふうに育ててあげたいのか、目的を持って。


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