人生脚本と自分のスタイル

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福井市/巡回バスの実証実験「あおぞらくん」


大切な君が幸福になるために知っておいてほしいこと。
■人生脚本と自分のスタイル

口では本気であるように言う人、しかしなにひとつ本気になったことがない人がいる。
自分の内側にあきらめが働いているのだ。それを性格で片付ける人がいるが、そうではない。
性格でなく、それが自分の「やり方」。その背景には、根深い問題が潜んでいる。そして、それが長期に人を苦しめる・・・・


生きる構えとは、無意識の目的を達成するために自分がとっている自分のスタイル(やり方)で、自分をある結末に導く人生脚本だ。
この脚本は、意識できないまま問題が発生することが多く、ほとんど避けようもない。
人間関係にトラブルが生じて最終的に自分が不幸になる目的と目的を実現するためのネガティブな脚本には、次のようなものがあり、日常的に生き苦しさになっている。


【目的】
・他者から蔑まれ笑い者になる
・金銭的な損失を被る
自己憐憫の感情世界に陥る
・自分に劣等性のラベルを貼り、責任回避する
・自虐的に自分を責める
・相手から拒絶されるよにする
・懲罰を受ける


【脚本】

・私を捕まえて
・泥棒に追い銭
・不幸な私
・弱みの正当化
・ヒステリックな糾弾
・責任転嫁
・思い込み
・私を笑って
・申し訳ありません
・その他


ネガティブな脚本には、「否定的な構えを確認する」という「目的」があり、目的を達成するために、概ね次のような構成になっている。


・目的(否定的な構えを確認する)
・仕掛け(挑発行為)
・ドラマの共演者
・平行的コミュニケーションの時期
・交叉的コミュニケーションの時期
・コミュニケーションの混乱(トラブル発生)
・結末


ストーリーのある展開には、目的があり、その目的が達成されるように、仕掛け、役者(役割)、平行的コミュニケーション、交叉的コミュニケーション、主役の登場(加害者と犠牲者)、混乱、結末(破綻)と進んでいき、目的(破綻)が達成される手はずになっている。
目的が破綻であるのは、展開のプロセスに交叉的コミュニケーションが含まれているからだ。。
交叉的コミュニケーションが物語のクライマックスに待ち受けている。
アクション映画には正義のヒーローが登場しますが、悪者がいないとストーリーが成立しない。
それと同じく破綻のストーリーにつきあう相性のよいひとが存在しないと、ストーリーは作れないのだ。


●目的

自分または他者に対する否定的な構えを確認することにある。
自分は相手から見捨てられてダメな人間だと感じる。
または他者を見捨ててダメな人間だと思い知らせる
目的は結末で明らかになるが、「目的」は、親と子の体験で味わった再現であることが多い。
たとえば、潜在的に親から見捨てられた感情を持っていた場合、その再確認する。
被害者であった場合、加害者になることで、最終的に被害者の立場で味わった感覚をより強い感覚で再認識する。
この目的の存在が障害となって、自分が希望する建設的な目的が持てなくなっていると言える。


●仕掛け
自分にも相手にも意識されない形で行われる挑発行為。したがって自分の感情、態度、言葉など、すべての面で後々生じるものとは真逆的。
最初は白だったものが後には黒に変わるオセロの札のようだ。


●ドラマの共演者
仕掛けをかける共演者で、自分の人生脚本につきあわせるカモ的存在。
未解決なな問題、感情的な弱点を抱えている人が多く、時には「共依存」の関係になることも少なくない。
共演者として他者を巻き添えにしている。あるいは巻き添えになっていることもあるが、どちらもいい迷惑といえる。


●平行的コミュニケーションの時期
共演者との互いの関係がスムーズでコミュニケーションがうまく機能している時期。


●交叉的コミュニケーションの時期
隠された動機が表面化してきて、共演者との関係ににこじれが生じてコミュニケーションが機能しなくなる段階。
立場が逆転するなど、


●コミュニケーションの混乱
感情的な興奮、相手を傷つける、立場の逆転などトラブルが表面化する。コミュニケーションの動機が顕在化する。


●結末
ドラマ的なコミュニケーションの最終段階。
不愉快な感情のもとに、自分あるいは相手に「ダメ」の烙印を押す。
数多くのパターンがあるが、自分または相手に対して否定的であることが特徴的。


・他者から蔑まれ笑い者になる
・金銭的な損失を被る
自己憐憫の感情世界に陥る
・自分に劣等性のラベルを貼り、責任回避する
・自虐的に自分を責める
・相手から拒絶されるよにする
・懲罰を受ける


人生全体を通じた長期的な大河ドラマ的な脚本から、短編小説的な脚本まで、時間的なパターンは様々だが、この構成は変わらない。


・人生全体を通じた長期的な大河ドラマ的脚本
・中期的なドラマ的教本
・短編小説的なドラマ的百本


大河ドラマを基本に、いくつもの中篇、短編が同時進行、入れ替りを繰り返しながら、大河ドラマをより一層、強固なものにしている。


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福井西武


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