自分を好きになれる作法、なれない作法

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福井市


大切な君が幸福になるために知っておいてほしいこと。
■自分を好きになれる作法、なれない作法


 自分を好きになる作法は、生活のすべてを自立の流れに向かっている。
自立とは経済的な条件だけをさしていない。自分を知り、建設的な人間関係を作れることで、結果的に経済的に自立する。


 自立しないと経済的に困窮、破綻することもある。さまざまな依存症に、その判りやすい事例が発見できる。自立から逃げるほど依存が高じる。その原因は、万能感の錯覚にある。


 自分にはできること、できないことがある。限界を知ること、認めること、それは自分の能力はこれだけのこととあきらめるのではなく、逆に能力を認めて育てていくことだ。それが自立の流れだ。


 だから、能力の不足があっても、努力すれば能力アップすると考える。同じ考えを他者にも使う。それが自他肯定の構えだ。他者に能力の不足を感じても、自分がそうであるように他者も努力すれば能力アップできると考える。
だから自分を否定することはない、そんな必要はどこにもない。
自立の流れには現実離れした万能感はない。


 依存の流れは、この逆だ。
出来ないと知っていても出来ないことを認めず隠そうとする。その不安をさらに隠すために完全主義にならざるを得ない。本当の完全を追求しているわけではない。「完全である」ように見せようとしているに過ぎない。
努力しないのに完全主義という奇妙が、実は完全でないことが発覚するのを避けようと自分の行動にストップをかける。


 依存の構造が、すべてが嘘としか思えないシステムになっているのは、あり得ない万能をあることにしているからだ。
なぜあり得ない物をあるとするのか、見捨てられるのが怖いからだ。
本当は誰も見捨てない。すべては自分の思い込みなのだ。
怖いからノーと言えない。ノーと言えば、相手にされなくなると思い込んでいるからだ。


自立の流れで、自分の限界を知ることで、人との境界を知る。
それぞれの長所・短所の現実を肯定的に認める。
コミュニケーションでのイエスもノーも受け入れることができる。


 イエスもノーも受け入れることができれば、白でも黒でもなく自分にできることを精一杯やろうとする。他者をコントロールできないけれど、自分のことなら自分でコントロールできると考える。目的に合わせようと、ポジティブに自分を変える。背伸びもするが、結果が楽しみだからだ。いまこの瞬間に没頭する。変わって行く自分を体験するのが楽しいからだ。


自分を好きになる作法だ。



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