家族の仕組みがこどもを幸福にする

家族の仕組みがこども幸福にする
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福井県福井市 福井歴史博物館

家族の仕組みがこどもを幸福にする

家族の仕組みが機能している健全な家族であっても対立は起きます。対立は苦痛ですが苦痛を隠さないのが機能している家族の特長です。すべての対立は学習の機会です。

自分が何を苦痛としているのか、どう考えているのかを探ることで、子供を励ます能力を磨きます。
親はパートナー以上に、こどもを通じて学ぶことができるのです。子供に注意をするとき、叱るとき、あるいは子供が言うことを聞かないとき、親は気分を害しますが、
パートナーに比べると防衛することは少ないものです。その分、自分が何を恐れ、不安になり、苛立っているのかが、晴れた日の空を見るように見やすいのです。

もし、こどもを通じて学ぶ意志がなく、苛立って叱責するなら、こどもへの態度は白か黒かのように、甘やかすか、あるいは厳格、感情的になるかに分かれるでしょう。
学ぼうとしない親の態度や表情は、親自身にも、こどもたちにも、プラスになるものはなにもないでしょう。

このような体験を積んでいくと、子供はコントロールされることに不満を持ち、親から離れようとします。うっとうしいから距離を置きたいという理由だけです。子供は親の仕組みを真似してコントロールしょうとしたのです。しかしそれは自立に向かっているものではなく、自分の放棄でしかありません。パートナーの場合と同じく、愛されていないという思いが生じています。


思春期のこどもの反抗は、親がいつまでもコントロールしようとするから起きるのです。親のコントロールはこどもへの愛情ではなく、親自身の不安から起こっていることです。こどもがそれに反抗するのは、こどもに生じた不安に対する防衛です。反抗は双方が自分を失っている証しなのです。
親子が不安になっていたら、家族に安定はなくなります。「反抗期」は、突然やってくるのではなく、そこに至るまでの結果なのです。
親が境界を認識して、こどもの自由つまり率直、誠実、対等、自己責任を柱にした良心と、良心で使いこなせる知識、知恵からなる良識を尊重すればこどもの欲求をくじくことはありません。
不透明な限界への不安、アイデンティティの混乱、自立へのとまどいと葛藤が生じると価値観の衝突が起こるので対立は避けられないにしても、あっておかしくない問題は乗り越えることができます。対立を通して愛されていると感じて、家族の親密さが深まります。食事の時間も寝る時間も、親密で愛情のあるひとときになります。

家族の基盤は、ひとり、ひとりのありようで作ります。
パートナーのそれぞれが自分の恐怖や価値観を認識していないと、防衛的になります。防衛的になると、相手に力を誇示するか、逆に力不足を強調する支配的なコミュニケーションをするようになります。
日常的に主導権争いが家庭は戦場になります。戦火が鎮まるのは無関心、服従になったときですが、仮面をかぶっただけなので、親密で愛情のあるコミュニケーションはなく、本当の平和はありません。率直、誠実、対等、自己責任を柱にしたコミュニケーションができなくなり、愛情を感じることも学ぶこともできなくなります。
他者の庭からは青い芝生に見えてもその実態は枯れているのです。

家族で大切なことは、境界を守ることです。
ひとりひとりの「個室」があっても、境界を守らなければ「個室」はないのです。物質的な豊かさを実現しても、虚ろなのは、親密な愛情が欠けているからです。親密な愛情の正体は境界つまり個人の自由を尊重した励ましのある関係です。
自由とは、良心と良識です。
良心とは、率直、誠実、対等、自己責任を柱にした心です。
良識とは、知識、知恵を良心で使いこなせるスキルです。
自由は、境界の領域にしかないのです。
相手が誰であっても、支配的、防衛的、依存的な態度・言動は自由を尊重しないものです。

自由を尊重するとは、自分を考え、相手を考えることです。相手を変えようとするかわりに、「相手のことを知りたい、学びたい」と心から思うとき、喜びが跳ねながらやってきます。コントロールしたい欲求を捨てることは難しいものです。学ぶよりも楽だからです。手抜きです。つまりそれこそが愛情の不足なのです。
愛情とは、その難儀を難儀と思わず、心から「相手のことを知りたい、学びたい」と思い実行することなのです。


ひとりひとりの欲求や権利が尊重されると、ひとりひとりが学び成長しながら、全員で愛する体験をつくっていけます。これが機能する家族の仕組みの基盤なのです。

このやり方が難しいと感じるのは、他のシステムを疑いもしないで受け入れているからです。

国、地域、企業、学校、家族、あらゆる共同体が、問題意識もないまま当たり前のように恐怖心や罪悪感を利用して、コントロールしている状態になれているからです。しかしそれらは安心や意欲を引き出す代わりに不安、不信、反感を引き出してしまうのです。

たとえば人の評価をするときに、その人の内側にある本当の価値に無関心なまま、なにを手に入れたかで判断するように、自分に対しても同じ評価をしています。
なぜ、あなたはそんな評価をしているのか、考えてみることが必要なのです。

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福井県福井市 福井歴史博物館 福井藩




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