子育てはアサーティブな自分育て。

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福井市内)

■子育てはアサーティブな自分育て。


 お母さんは、子育ての目的つまりゴールを決めたらどのようにして辿り着くかを考えます。これが親にとって一代の一大プロジェクトの始まりです。

 もちろん子育ては母親だけでなく父親の参加も条件です。後々のことを考えると、おじいちゃん、おばあちゃんにも参加してもらうのがいいでしょう。
ゴールに対してみんなが同じイメージを共有していないと、トラブルのもとですし、相反することを教えられると、こどもが迷います。
みんなで、こどものゴールを応援してあげられるように、ゴールを共有しておきます。

とかくゴールのイメージは、「いい学校」「いい会社」が多いようです。
あるいは「成人すればいい。」もありですね。しかし、いい会社の絶対的な基準があるわけでなく、栄枯盛衰、いまはよくても将来はどうなるか分らないのが普通です。

こどもの考え、感情を無視して教育しても、性格が歪んでしまいます。
だからといって本人に任せたところで、思うような性格になるわけでもないし、勉強もしません。

それよりも自尊感情(自己肯定感)と目的を持てるこどもに育てましょう。自尊感情は育て方次第で身につくし、つかなくもなります。自尊感情がしっかりできていると、自分のやりたいことに集中することができます。早期に目的を持つことも出来ます。学問が必要なら勉強も自発的にします。自尊感情がしっかりしていると、結果的に成功は自然に後からついてくるようになります。

逆に、自尊感情が低いとなにかにつけて「自分なんかだめだ、自分にはできない」こんな気持ちに振り回され、なにかにつけて苦労します。学費の負担も大きくなり、コストパフォーマンスも悪くなります。

学校の成績も自尊感情を弱めてしまう原因になりますが、自尊感情が確かだと挫けません。学校に上がる前に自尊感情をしっかり持たせてあげると勉強もするし、自主的に好きなことも発見します。建設的な人間関係も創れる力を体験しながら身につけていきます。小学校に進む前に親だけがしてやれることです。

ゴールまでにいくつかの段階で、マイルストーン(小さなゴール)を設定してあげましょう。生後5ヶ月、10ヶ月、18ヶ月、3歳、5歳、12歳・・・というように小さなゴールをいくつも設定して、それぞれの小さなゴールを確実に達成するようにします。

子育てはアサーティブな自分育てです。




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(BIG STEP)


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子育てのゴールは、親も子も「最高の自分になること」

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ビジネスコンサルタントを仕事にしていて、いろんな企業、人と出会い、どうすれば業績を改善できるかと向かい合ってきて、最後の壁はいつも人間。
避けて通れない問題と向き合い続けて、ひとの力の違いがどのようにして生じるのか、その原因を知り、どうすれば人に変化を起こせるのか、眠りながら考える研究の日々を重ねて、辿り着いたら、子育てとは自分育てに他ならない。つまり子育てに女親も男親もない、誰もが歩むべき人の道。


子育ては親育て、つまり親と子の「人育て」共同作業。
途中までは親が誘導し、後は子どもが自分でゴールに突き進みます。
子どもの人生をドブ川に捨てるようなものにするか
太陽の喜びを全身に浴びたものにするかは、人生の基盤を作る5歳〜10歳までに 、なにを感じるかで決まるといっても過言ではありません。




お母さんの5年、あるいは10年の子育てへの強い関心と行動が、大きく影響します。人生100年時代といわれるいま、わずか5年、長くて10年、思い切り集中 ことは人生最大のイベントとしてパワーが爆発するドラマにするのも大きな楽しみ。

;子育てのゴールを設定していないお母さんは意外と多いものです。
最高の自分になるために、必要なことは、いい学業を修めることでも 、いい会社に入ることでもありません。


ゴール「最高の自分になること」への条件は「自立すること」です。子どもの自立心を育てるためによい親とは、
よい教師や、ほとんど動物がそうであるように、いつまでも必要とされるのではなく、子どもの目の前からいなくなっても、子どもが困らない親になることです。          

ですから「子育てのゴールは自立」になります。なんのための自立かというと、自分の目標を設定して実現することができるようになるためです。
それには自律できるようにするが欠かせません。それにはいくつかクリアするべきことがあります。

1 自立できる
2 自分と周りの人を肯定できること。つまり自尊心を持つこと。 同じように他者が自尊心を持つことを尊重できる。
3 感情表現ができる
 感情に邪魔されずに時間を使うことができる
4 目標を設定できる 
5 計画(達成する手順)を組み立てられる。


計画通りに実行し、調整できる。目標〜計画実行の過程で、阻害要因に我慢できる。自分の伝えたいことを積極的に表現できる。同じように周りの人が表現することを受け入れ尊重できる。

(1)の自立させるには、(2)が条件です。
それによって(3)が可能になり(4)が可能になり、(1)が実現できます。
(3)と(4)は自立に役立つ条件です。
つまりゴールである(1)自立させるために、(2)が絶対に不可欠です。
これこそが幼児期に身につけることです。

ところが、ほとんどお母さんは、無我夢中で子育てをする内に、「(2)自尊心を持つこと。同じように他者が自尊心を尊重できる。」が出来ないようなことをついついしてしまいます。
「あなたはできない」と反対のメッセージを送ってしまうのです。事実、こどもはできません。注意することが多くなるのは当然です。注意しながらも、「あなたはできない」のメッセージを送らないようにするには、どうしてあげればいいのでしょうか?行為に目を奪われずに、感情を傷つけないように注目しましょう。
ほとんどのお母さんは、行為に注意はしても、感情を傷つけようと思っていないはずです。
ところが行為を注意したつもりが、感情を傷つけてしまうのです。



「子育て・親育て」を語る時、自分が目にした光景を語らずにはいられません。

http://d.hatena.ne.jp/aip2009/20090602/1244000613

こどもはうどんが思うように食べられなくなったことで、気持ちが落ち込んでいます。
だからお母さんは、叱ることもなく、子どもさんの無事と、うどん屋に迷惑をかけた処理に集中したのです。

この態度によって、「あなたは悪くない。」というメッセージと、お店に対する尊重のメッセージを受けて、こどもさんは自分の自尊心が守られるとともに、周りに対する尊重を感じることができたのです。

子育てのゴールをめざしていれば、どう対処するのがいいのかも分ってきますし、実行もできます。


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子どもの知りたいことを知る方法

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人間は、言葉、表情、態度を使ってコミュニケーションしています。
人によってバランスは違いますが、自分を肯定的にとらえていると、自分の考えを誠実に、率直に伝える傾向が高くなります。
こどもも大人も同じですが、こどもは大人以上に体験を通して育まれていくので、親は集中力を発揮して、言葉の向こうにある感情を真摯に受け止めてあげることが大切です。


「私より、お兄ちゃんのほうが欲しいものをたくさん買ってもらっている」と母親に言ったとします。
この場合、お母さんは、この話しをどのように聴き、どのように対処するのが最適なのでしょうか。


●否定しない
●否定する


たいていのお母さんは、差別していないので否定しないか、
こどもの言葉を気にしていない態度や言葉で否定を表現します。
しかし子供が、言葉にするには、期待が隠れていることに気をつけましょう。
こどもが知りたいこと知り、対処するポイントは次の点です。


●「知識がない=幼稚=無邪気」という図式でこどもを見ない
●親は自分の感情に注目しない
●こどもの言葉や行動でなく、その向こうにあるこどもの感情に注目する
●親はこどもの感情に最適な行動をとる
●親は、こどもをどこに導くかを念頭にした行動をとる


「知識がない=幼稚=無邪気」という図式はあてはまりません。
ステレオタイプの「こども=無邪気」の発想は危険です、
「こども=知識がない=非力=ネガティブ」と考えて、ネガティブを放置せずに、自己肯定を通してポジティブになれるようにしてあげましょう。


期待とは、ネガティブな思いが逆転する願いです、
期待しない、できない大人に固まってしまうのは、逆転をあきらめた態度ですが、その苦痛から守ってやれる最前縁にいるのが母親です。
こどもの言葉でも、時には親の心を傷つけることがあります。
何気ない言葉に動く自分の感情に注目しないで、子どもの感情に注目して対処するようにしましょう。
こどもの言葉や行動の向こうにある感情を知るのが最初です。


いまこの子は、どうして、こんなことを言うのだろうか。


「私より、お兄ちゃんのほうが欲しいものをたくさん買ってもらっている」には、私はお兄ちゃんより愛されていないという切実があります。
その問いかけが正しいか、間違っているのかに焦点に合わすのではなく、言葉や行動の奥にある感情に注目することが重要なのです。
自分はいてもいなくても、どうでもいいのか、もしかしたらいらない子か。自分は守られるのか、守られないのか、そこには不安があり、嫉妬もあります。
同じ不安は大人にもあります。


しかし大人が異性に見捨てられるかどうかより、知識がなく非力な分だけ、もっと切実です。
その非力に勇気を与えてあげるには、「そんなことないよ」という言葉はあまりにも非力です。


自分(親)の感情を言うのではなく、相手(こども)の感情を言葉にしてあげると、こどもは分かってくれていると分かります。
その理解に対して答えを出してあげる。


だから
「お兄ちゃんの方が大事になのか、気にしてるのね」→理解を示して気持ちをこめて抱きしめる→回答を伝える
こどもは赤ん坊の延長にあります。


赤ん坊の体験を抱かれていることで守られていることを身体の脳と心で知っています。
もし、「そんなことないよ」って言ったらどうなるでしょうか。


こどもは「そんなことある」って言うかも知れません。
そう言われたら、水掛け論になり、態度を変えないこどもに嫌気をさし、つい「そうよ、お兄ちゃんはいい子だから」とかでも言おうものなら、おさまりがつかないまま傷つけてしまいます。



疑いは強くなり、何度も確かめようと試すようになります。
負の連鎖を早く断ち切る事が、互いにストレスのない関係を作ります。
子育ては親育てです。
自分の育て直しだと思って対等に接することが基本です。



子育てのポイントは、幼いほど、教育が有効になります。
教育費は、大人に近づくほど費用がかかります。
幼いときに、しっかり教育しておくほど、後々の費用がかからなくなります。


教育の基礎が愛情です。
親の愛情がたっぷり注がれた土壌が教育の基礎です。
「親の愛情」の意味を間違わないようにしたいですね。


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