結婚の条件 添い遂げる
■結婚の条件
●添い遂げる
結婚に対する考え方は、人によって違うものだ。
その確認は決して簡単ではない。交際中に、「永遠に愛します」と言ったにしても、それだけでは信憑性に欠けるだろう。
私たちは結婚については親をモデルに学ぶことはできるが、父親と彼氏は別人格だ。母親と彼女もそうだ。さらに恋愛については、どこからどのように学ぶだろうか。 恋愛映画に小説、ポップスが、もっとも身近な手本になっていることも少なくない。恋愛の延長が結婚であることは、結婚式をゴールに考えた者には自然な成り行きだが、そこには「添い遂げる」目的も理由も存在しない場合が少なくないのだ。
しかし、結婚は添い遂げるものでなければならない。;それは家庭内離婚も含めて離婚するべきでないを前提にしていて、不和のときがあっても、話しあい協力して乗り越える意志を持った者がするものなのだ。と、言うように両者が明確に認識していることが結婚の条件だ。
そういうと束縛されるような印象を持つかも知れないが、そういうことではなく、自立をめざしていたなら、自然に添い遂げるのが当たり前のように思えるからだ。
自立とは、どのような状況にあっても、自分を見失うことなく、率直、素直、誠実、対等で、責任を引き受ける態度だからだ。
励ますことは出来ても相手の価値を値引くような考え、行動に及ばないからだ。
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