【自分を変える】最初の関門


福井市一乗谷 朝倉氏遺跡

福井市一乗谷 朝倉氏遺跡

JR福井駅

 自分を変える必要があっても、簡単にはできないのものだ。もしすてきな君が何らかの事情から、自分を変えたいと思ったときのために、予め知っておくと役に立つと思うので、自分を変えるのがなぜ難しいのか、どうすればいいのか、今日はそのメカニズムを考えてみよう。

【自分を変えるための最初の関門】

 落ち着かない気分は、ふつう心地のよいものではないようね。心が乱れるのは自分の内側か自分の外側の世界に何か問題があるからだ。

こういう場合には対策が必要だが、人間にはできることとできないことがある。自分自身のことは自分にできるが、自分の外側にあることは自分にはできない。外側のことというのは、他者、状況などだ。

変化を嫌う人は、他者、状況を変えようとする。また変わる必要が解っていても、Yes,But,If........その通り、しかし、もしを使って否定してしまう。つまり「なるほど、その通りです。でも○○○○○なので、それは出来ないですね。もし、状況が変わればやりたいですが」というようにして認めないのだ。怖いからね。
でも、この構文を使っている限り、変化が起こることはあり得ないんだ。

 それにしてもなぜ変わりたくないのか?
人に頼ったり、弱さを見せると嫌な顔をされる環境で育ったことに原因があるのかも知れない。そのような人にとって最も都合がいいのは状況が変わってくれることだ。状況をコントロールしようとする。しかし状況を変えることは誰にとっても無理な相談なんだよ。むしろ状況をコントロールしょうとするほど状態は悪くなる。

状況のコントロールに熱心でいると、失敗はいつも恥であり恐怖でしかなく、解決の扉というもうひとつの側面であることに気がつかない。これではPDCAを使う機会を放棄しているのと同じだ。

もし、自分を変えることに集中していると、自然にPDCAを使わざるを得なくなる。行動した後に何が起こったかを見て、どこに間違いがあったか、どこを直せばいいのか、その結果を再度実行してみる。あきらめない限り失敗はなく、やがて成功にたどり着く。君ならできるさ。こうした考え方も状況を変えることしか頭にないと「そんなにうまくいくはずがない」と否定的になってしまうんだ。いつも考えてばかりの習慣が身についていて行動しないから解らなくなるんだ。

いつも考えてばかりいるのは、弱さがバレルのが極端にイヤだからだ。人間は相反する思考あるいは感情を持っていると、引き裂かれた状態と同じで身動きできなくなる。

 「何かがおかしい」と感じるとき、実際に「何かがおかしい」ものだ。その認識が最初の段階だが、やがて本能的に次の段階に進み「問題など存在しない」という否認の段階に進んでしまうとそこで行き止りだ。鈍い人はそこで止まってしまうが、敏感な人は相反する認識が交互に現れてストレスになる。自己否定感が強いと、不快感を手離したいので、第二段階の認識を意識しようとせず切り離すが、潜在意識に潜り込みストレスになる。

 自分を変えるためには、第二段階の認識をすることだ。そしてPDCAを回すんだ。いまこの瞬間に集中するようにするといい。

 自分を変えるためのスタートの機会になるのは、安心感を保つことができる適切な対策を見つけることに限る。それが最上の策だ。ほとんどの人はそれまで、怖くて自分を変えることはできない。つまり自分の実力を認識した上で、つまり自分に合った効果的な方法を発見することが必要なんだ。
 しかし簡単に発見できるものではない。その発見は何度もPDCAを回してみないと分らないんだ。自分に変化を起こす上で避けて通れない必要なスキルだ。でも君ならできる。


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