【自分を変える】第2のステップ 否認の段階

 自分を変えるにははじまりから、変化に到達するまで、全部で8つのステップがある。

2つめのステップは、否認だ。

この段階では危機を認めようとせずに、「きっと何もかもうまくいくさ」と表向き楽観的にとらえる。「知らんぷりしていればいい。」と決め込み、「何かの間違いだ。きっと問題はないんだ。」と不快感から逃げようとする。

現実が事実を突きつけるまでは、自己防衛的な思い込みではぐらかし、成功する。
成功とは先送り以外の何でもない。

否認は自分への嘘でしかなく、実際には潜在意識のレベルで気になっているのだ。
問題が先送りされている間もストレスが自分を痛めつけている。

そういう経験はないかい?

不快感から身を守ろうとする心情は理解できるが、このようなパターンは百害あって一利なしだ。

この姿勢を克服する意識を持つことが変化のはじまりになる。なぜなら不快感から身を守ろうとする心情そのものが、危機を感じていることに他ならないだ。何もなければ否認することも、逃げることもないのだ。
変化以前の危機を察知するスキルまで自分で封じ込めているというわけだ。

このような態度は世界的な金融危機にも通じているといると思わないか?


変化で何かを失う恐怖感、あるいは大した理由もないままに変わりたくない欲求が自分の心を束縛しているのだ。

解き放つには真正面から向きしかない。
人生を豊かにする鍵は、どこか遠くにあるわけではなく、いつだって君の手にある。

Very Very Merry Chiristmas


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【自分を変える】最初の関門


福井市一乗谷 朝倉氏遺跡

福井市一乗谷 朝倉氏遺跡

JR福井駅

 自分を変える必要があっても、簡単にはできないのものだ。もしすてきな君が何らかの事情から、自分を変えたいと思ったときのために、予め知っておくと役に立つと思うので、自分を変えるのがなぜ難しいのか、どうすればいいのか、今日はそのメカニズムを考えてみよう。

【自分を変えるための最初の関門】

 落ち着かない気分は、ふつう心地のよいものではないようね。心が乱れるのは自分の内側か自分の外側の世界に何か問題があるからだ。

こういう場合には対策が必要だが、人間にはできることとできないことがある。自分自身のことは自分にできるが、自分の外側にあることは自分にはできない。外側のことというのは、他者、状況などだ。

変化を嫌う人は、他者、状況を変えようとする。また変わる必要が解っていても、Yes,But,If........その通り、しかし、もしを使って否定してしまう。つまり「なるほど、その通りです。でも○○○○○なので、それは出来ないですね。もし、状況が変わればやりたいですが」というようにして認めないのだ。怖いからね。
でも、この構文を使っている限り、変化が起こることはあり得ないんだ。

 それにしてもなぜ変わりたくないのか?
人に頼ったり、弱さを見せると嫌な顔をされる環境で育ったことに原因があるのかも知れない。そのような人にとって最も都合がいいのは状況が変わってくれることだ。状況をコントロールしようとする。しかし状況を変えることは誰にとっても無理な相談なんだよ。むしろ状況をコントロールしょうとするほど状態は悪くなる。

状況のコントロールに熱心でいると、失敗はいつも恥であり恐怖でしかなく、解決の扉というもうひとつの側面であることに気がつかない。これではPDCAを使う機会を放棄しているのと同じだ。

もし、自分を変えることに集中していると、自然にPDCAを使わざるを得なくなる。行動した後に何が起こったかを見て、どこに間違いがあったか、どこを直せばいいのか、その結果を再度実行してみる。あきらめない限り失敗はなく、やがて成功にたどり着く。君ならできるさ。こうした考え方も状況を変えることしか頭にないと「そんなにうまくいくはずがない」と否定的になってしまうんだ。いつも考えてばかりの習慣が身についていて行動しないから解らなくなるんだ。

いつも考えてばかりいるのは、弱さがバレルのが極端にイヤだからだ。人間は相反する思考あるいは感情を持っていると、引き裂かれた状態と同じで身動きできなくなる。

 「何かがおかしい」と感じるとき、実際に「何かがおかしい」ものだ。その認識が最初の段階だが、やがて本能的に次の段階に進み「問題など存在しない」という否認の段階に進んでしまうとそこで行き止りだ。鈍い人はそこで止まってしまうが、敏感な人は相反する認識が交互に現れてストレスになる。自己否定感が強いと、不快感を手離したいので、第二段階の認識を意識しようとせず切り離すが、潜在意識に潜り込みストレスになる。

 自分を変えるためには、第二段階の認識をすることだ。そしてPDCAを回すんだ。いまこの瞬間に集中するようにするといい。

 自分を変えるためのスタートの機会になるのは、安心感を保つことができる適切な対策を見つけることに限る。それが最上の策だ。ほとんどの人はそれまで、怖くて自分を変えることはできない。つまり自分の実力を認識した上で、つまり自分に合った効果的な方法を発見することが必要なんだ。
 しかし簡単に発見できるものではない。その発見は何度もPDCAを回してみないと分らないんだ。自分に変化を起こす上で避けて通れない必要なスキルだ。でも君ならできる。


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人は意識と想像の区別が苦手だ。

 人は意識と想像の区別が苦手だ。

 たとえばまだ起こっていない先のことを考える、これは想像。過去のことは体験したことを思い浮かべているので、これも想像だ。

 本当の意味で意識できるのは、現在(いまこの瞬間)のことだけだが、人は意識だけを使って考えていない。たとえば目の前にある皿を丸だと思うけれど、丸だと意識できるのは上から見たときだけで、違う角度で見たら丸ではない。それを真上から見なくても想像力を使うことで、丸だと客観的な判断が出来ているにすぎない。

 このように想像と意識を混ぜ合わせて考えるから一応まともな意見が交わせる。(本当は錯覚だが、気がついている人も、そのことを問題にしても逆に混乱するだけなので、大局に立って社会のルールに合わして暮らしている。)

 しかし、人の苦悩はここから始まっている。すでに現実と想像が区別できなくなっていることに、気がつかないからだ。想像と意識を混ぜ合わせて考えるから、考え出したら、過去の体験と先の想像がいま起こっている現実に加わって、歯止めが効かずに現実がなにか分からない状態になる。みんな、この状態で暮らしているが、認識できていない。認識していないから正しいと思い込んでいるだけだ。

 現実だけにしぼって行くと、すべての現実は川の流れのごとく変化し続けていることが分かるだろう。自分も周りも全部、変化し続けている。その事実を知っているのは身体だけで、その証拠に突然病気になる。でも本当は突然でなく、その兆候(経過)は発症以前に起こっている。脳はこれを認識できない。

つまり執着とは想像へのこだわりであって、現実を認識しているわけではない。想像のなかには五感で記憶したことが混ざっているからますます分りにくい。人生脚本は、五感と過去の記憶、想像で書かれていて、しかも意識できない。そこで使えるのはまだ使っていない意識しかないのです。ところが脳はたくさんのことを意識することが苦手だ。だから感情に流されて消えてしまう。

 はっきりと目的を意識しないと、どこへいくか分らないのだ。

 意識できるようにすることが重要で、意識したことはふさわしい努力さえすれば、何でもできる。逆に意識していないことは簡単なことでもできない。

事実、病院におけるリハビリとはこの戦いだね。意識と身体が遮断されたために身体が思うように動かなくなっているのを、再度、意識を身体にインプットする作業だ。なかなか成果の表れない地味で単純な作業でも、自分を信じてあきらめずに、繰り返し、繰り返し続けて奇跡を起こそうとした者だけが夢見た回復を獲得している。

人生脚本を書き直すのも同じで、インプットする場所が身体ではなく五感と潜在意識なのだ。どうしたいのかを明確にして、繰り返し、繰り返し、自分に教え込む。

なれる最高の自分になる努力だ。それが足らないと、小泉八雲の「怪談」に出てくる「耳なし芳一」のように後一歩で失敗してしまう。油断禁物、繰り返し、繰り返し、自分に教え込む。

過去のイライラ、不安があっても、それは終わったこと、この先のことはまだ起こっていない。出来ることは目の前のことに誠心誠意、ベストを尽くすことしかない。その瞬間、瞬間を肯定的に取り組んでいけばいい、それしかできない。

なぜならみんな変わり続けているからです。彼と会っていても昨日の彼とは違うし、こちらも違う。奇跡的な偶然を除いて、同じ状況で向かい合うことのない一期一会なのだ。だから以前こうだったからと思い煩うことなく、自分と相手の両方に成長を期待し、熱意を持って淡々と進めていくしかできない。

その人間の真実ともいうべきことが受け入れることができると、世界は変わって見えはじめ、恐れが減っていく。もし世界が変わって見えたら、それはそれとして奥底に持っていたらいい。議論しだすとヘンな奴だと思われるだけかも知れない。

 君が望む具体的なイメージを強くもって、その実現に瞬間、瞬間の対応を心がけるようにするんだ。瞬間、瞬間の対応を心がけるには具体的なイメージを強くもっていないと局面の感情に流されてしまうので、イメージが実現できなくなる可能性が潜んでいることに気をつけてほしい。

イメージを明確に意識して、顕在化しょう。

飛躍した意見に感じられるかも知れないが、それが本当だ。なりたいイメージを明確にして、否定的にならず肯定感を強く意識してベストを尽くすんだ。


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ひたすら優先順位


(JR福井駅 カフェコロラド:旅の終わりには、ここで休憩)

■ひたすら優先順位

目的、目標を達成することに直結していることには、自分の能力のすべてを惜しまず使う。

感情を目的にするといい。「親子で明るく楽しい家庭にしたい」というのでもいいさ。人、モノ、金、時間の先には必ず感情があるからね。つまりそれらは偽りの目的のようなもので、感情こそ本当に求めていることだ。

それに感情は自分のあり方で必ず実現できる。目標はそれを具体的にしたものにしたらいいね。
目的と目標の達成に実行するだけの値打ちのないことはしなくていいんだ。
目的、目標が達成されないようなことは決して優先しないようにしよう。他人の価値観を自分の中に持ち込むことはしないのさ。
ひたすら目的を叶える毎日を過ごしてほしい。
君ならきっと出来るよね。

ボクの優先順位の一番は、死ぬまでいつも君だよ。
ハッピーバースデーに、君の幸福駅行きの列車が、ピンクの煙を吹き上げながら、ひたすら走る夢を見たよ。 お誕生日おめでとう。


(福井名物 ソースカツ丼とおろしそばのセット/福井駅

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20:80の原則

福井市朝倉一乗滝 佐々木小次郎 秘剣燕返し発案の滝)

■20:80の原則

目標がないと優先順位も決められない。その時々の気分で行き当たりばったりで作業すればいい行き方だ。これでは自分の価値がどんどん下がってしまう。

 君も知っているようにパレートの原則と呼ばれている20:80の原則がある。重要な20%のことが80%の結果を実現しているという考え方だ。つまり重要でない80%のことをしていても、20%の成果しか得られない。

この考え方を自分に活かすには「優先順位決定」が欠かせない。優先順位がないと生産性が向上しないばかりか、マイナスになることがどんどん起こる。
生産性というとビジネスとお金を想像するかも知れないが、それだけではない。創造されないという意味も含んでいる。

人が1時間コミュニケーションして、なにも生まれないというのは、人生のムダ遣いだと言えないだろうか。悲しいことだよね。

すてきな君は君の知恵と工夫で人生はいくらでも素敵にできる。だから小説を読み、映画を観ても、自分の人生に使えることを発見して活かさないともったいない。

知恵と工夫は時間なしには使うことができず、なにをするにしても時間が必要だ。


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キャリアプラン


キャリアプラン

キャリアアップ、キャリアプランニング(キャリアデザイン)、キャリアディベロップメント・・・・キャリアには、いくつかの言葉がある。
どんなキャリアを育むのか、どんな能力と収入の目標を立てるのか、どんな仕事でどのように収入を得るのか、どのようにキャリアプランの実現を目指して行われる長期的、計画的な能力開発をするのか。
HOWとWHYは一対なので、働く目的がその答えになる。仕事における目的には意味と価値が含まれているのだ。

しかし人は、そんなことを考えて整理できる前に社会に踏み込まざるを得ない環境で暮らしている。そこで男女共に、整理ができていないまま、キャリアに向かい合っている場合が多く、特に結婚・子育てという未知数を考慮する女性の場合、夫の従属的になる傾向が強いので複雑だ。

しかし、だからこそ女性の場合、働く目的を明確にしておくことが重要だといえる。働く目的は、キャリアの羅針盤になり方向性を教えてくれる。充実した人生を送る上でのサポートとエネルギーになるだろう。

目的には意味と価値が含まれているが、それは最初からあるわけではない。
自分が意味と価値を与えていくのだ。キャリアを志向するとは、目的を明確にしていくことに他ならない。それは生きることで人生の意味づけをしていくのと同じように、働くことで働く目的をより明確にしていくようになる。なれる最高の自分にしていくのだ。ある程度、明確にしておくことがさらに明確にする道筋になるだろう。

女性がキャリアを志向するのは、単に経済的な理由以上に、自己実現を求めていることが影響している。
またパートナーとの関係においても本当の意味でのパートナーを志向する女性が増えているのもその理由の一片だ。そこには支配と依存の影響を受けた主従関係から脱出したい健全な欲求がある。その気持ちは大事にしたいものだ。



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仕事の目的

■ 仕事の目的

働く目的は、「なぜ働くのか?」に対する答えであり、理由だ。

仕事の目的は、その仕事で、なにをするのか、仕事そのものが持っている目的だ。

しばしば道具が使う人によって、機能も目的も変わるように、働く目的によって仕事の目的もしばしば変化する。
だから、働く目的で、仕事の意味は変わるので、働く目的を開眼すると、仕事の意味も変わる。

「セールスの仕事はいやだな」と考えていた人が、働く目的が変わると、セールスの意味も変わる。そこから俄然やる気が強くなり別人のようになることがある。

働く目的が変わっているにもかかわらず、仕事の目的が変わらない・・・・時代の空気、新興国の追い上げ・・・変化し続ける一方で、いま多くの人も組織もその狭間でやる気を見つけ出すことに苦慮している。自分のモチベーションを高めるスキルは、子育てのスキルにも通じている。部下を持つ場合も、顧客と向かい合う場合にも通じる道だ。道というからには、ゴールがあり、プロセスがある。

組織に従属していると組織のゴールがはっきりしているので、しばしば自由がないと思う場面に遭遇する。しかしプロセスには>クリエイティブな機会があり、その仕事をすることで何をしたいのか、主体性を発揮しながらゴールに到達することができる。そのエネルギーになるのが働く目的である場合がしばしばある。
人間は自分のためよりも、人のために働くほうがよりやる気が出るものなのだ。

裏を返せば、厳しい条件を乗り越えてきた人ほど、働く目的がより大きな世界に貢献したいと考える傾向がある。お金や欲では乗り越えられないレベルに対峙したとき、それを支えにする以外になかったと言える。

だから同じものを売っていても、人によって提案力が変わってしまう。それは人によって成功の基準が違うことを意味している。
なんでもいいから売ったらいいのだと考える人もいれば、お客さまが喜んでくれないと満足できないという人もいるのだ。

人は変わり続けるものだ。変わることが悪いわけではない。成長するときもあれば、逆に退化するときもある。合わせて働く目的、仕事の目的も変わるかも知れない。いずれにしても、その時点、時点ではっきりしておくことは自分自身への励ましになるだろう。

成功していると見える人から、「心配だらけでストレスにさらされ夜も眠れない」という相談をよく受ける。
ストレスは必ずしも悪い物ではないのだ。個人の成功の定義を決定するのは自分自身だ。成功の定義は目的であり、ゴールになる。



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